【マジ?】本当は実在しない雑学10選
知らなくてもヤバくない雑学10選
【決定版】三国志の勝者・司馬懿解説〜諸葛亮のライバルはいかに権力を握るに至ったか〜
【実は優秀】ハイメカツインカムを解説【エンジンの仕組み】
【2ch面白いスレ】「部落出身の俺だけど、真面目に質問に答えるよ」部落出身だけど質問ある?【ゆっくり】
【2019年高知】クリーニング工場で発見された「首無し男性」早朝の工場で一体何が?【ゆっくり解説】
骨盤矯正と整体
「骨盤矯正」
昨今では骨盤矯正と言うのをネットやテレビや週刊誌などで見ることが増えました。
骨盤矯正とはなんなのかわかっている人達は多くありません。
「骨盤矯正」はなんなのか説明してみます。
骨盤矯正のことを知って、間違い無い骨盤矯正を受けることができるようにしましょう。
骨盤の歪みを治す骨盤矯正
骨盤は左右一対の腸骨とその間にある仙骨(せんこつ)、それに仙骨の先っぽについている尾骨からなります。
整形外科などの病院の治療では普通骨盤の矯正はしません。
なぜかと言うと、整形外科では「骨盤」はズレないと考えていて骨盤が日常生活でズレてそれが身体の異常の要因になるようなことはありえないと思っているからです。
(しかしある一部の整形外科で骨盤の治療を独自の方法でやっている整形外科もわずかですがある)。
例外として、交通事故や高い所から落下した時のように大きな負荷が骨盤にくわわり骨盤の関節が大きくズレたとき(骨盤の関節の脱臼、捻挫のようなこと)、元の状態に戻すように骨盤を治療することがある。
この場合は、手術によって骨盤の調整を行うことが多い。
また産科では、産後に骨盤の関節の歪みを治すように骨盤を絞めて安定させる骨盤ベルトのようなものをすすめる病院があります。
骨盤は歪むのか?歪まないのか?
病院の医療で骨盤は歪まないとされていて「整体」などの手技療法では「骨盤」は歪むと考えられていていったいどちらが正しいのでしょう?答えを出す前に、どのような理由でそんな考え方の違いがでるのかを説明してみます。
まずは、「整体」でいう「骨盤」が歪むと言うのは、整形外科などでいう骨盤の関節の捻挫や脱臼みたいにレントゲン写真などの画像でわかるようなひどい歪みは扱うことはありません。
一般の医療では?
産婦人科などの一般医療では、レントゲン写真などの画像診断で見て分からないくらいの歪みは痛みなど身体の不調の原因になることはないと考えます。
それ以外にも骨盤の可動性は少なく例外的なのは出産時に動く程度。
中年くらいになると腸骨と仙骨はほぼ癒着してしまう為、骨盤は通常では動くことは無いと思っています。
骨盤矯正と整体
整体などでおこなわれている骨盤矯正は、普段の施術で骨盤のすこしのズレを治療した直後に症状が無くなるのをよく目にします。
事実骨盤の関節の周りには筋肉、神経、靱帯があり少しのひずみでも靱帯、神経、筋肉を刺激してしまいます。
レントゲンのような画像で歪みが認められなくても骨盤がズレていてそのズレを矯正する必要があると「整体」で言うのはこの為です。
骨盤の歪みは痛みの原因
ズレた骨盤は、さまざまな異常を身体に出現させます。
骨盤が歪むと「骨盤」に乗る背骨が歪みます。
背骨がズレると背骨の中に入っている血管や神経、骨を保筋肉や靱帯、全身に酸素や栄養を送る血管などに負荷がかかりこれらは、どれも体にとってとても重要なもので、どれか一つが障害されても体に障害が起きます。
骨盤が原因の体調不良
脊椎が歪むと背骨より出ている神経の伝達が狂います。
内臓機能の障害や運動機能の異常など身体の様々な部分が神経でコントロールされているので、すべての肉体の異常に関係してきます。
関節、筋肉、靱帯にかかる負担
ズレた身体は、関節、筋肉の緊張、靱帯に大きな負荷がかかってくるため慢性的な凝りや痛みなどの原因になったり、運動機能の低下などももたらします。
脊椎、骨盤が歪むことによる血行不良
肉体の曲がりによって血管などを圧迫してしまうことで、血管圧迫にる「冷え」や「むくみ」などの原因になります。
整体で行う骨盤矯正
民間療法などの「整体」の骨盤矯正では主に手によって行われます。
矯正器具や矯正ベッドを使用する場合もあるようではあるが、一般的には手でします。
また、コルセットのような「骨盤」を固定する道具も使うこともあります。
一般に施術の痛みをともなわないのが普通なのですが、中には強い力で無理やり施術をする方法を使う整体師もいます。
普通の骨盤の場合、骨盤の関節の可動域はとても狭く大きく動くことはありません。
このわずかな動きを修正により動かすので、通常強い力を用いることはありません。
整体の骨盤矯正の現実
「骨盤」の仙骨と腸骨の関節は靱帯や筋肉でつながっていますが、筋肉や靱帯の柔らかさの許す範囲でしか骨盤の関節は可動することはできないのです。
「骨盤が広がっているから骨盤を閉じれば骨盤が小さくなってヒップも小さくなってスタイルが良くなります」みたいなことを、ネット、テレビ、雑誌で見ますが、騙されないで。
骨盤にどれだけ力をかけても眼で見て分かるほどの変化はしない。
このような広告をする「整体」では骨盤の上に乗るなど大きな力を加えて修正します。
すごく強い力を加えれば眼で見て分かるくらい動くと考える方もいるかもしれませんが、目に見えて分かるほど動いた場合は「骨盤」の仙腸関節を支える筋肉や靱帯の柔軟性の限度を超えてしまう為、靱帯や筋肉を壊してしまいます。
治療した後変わったと思う方達もいるみたいですが気のせいのようなもので変ったような感じがしているだけなんです。
骨盤の仙骨と腸骨の関節に損傷がなければ骨盤が目に見えて変化が分かるほど動いていることはない。
仮に目に見えて変化が分かるほど骨盤が可動したのであれば、関節の靱帯や筋肉は損傷しているはずであり、仙骨と腸骨の関節の間の痛みが発生しているはずです。
産後の骨盤矯正
例外的に「骨盤」が通常以上に可動する場合があります。
それは出産時です。
出産時は、ホルモンの作用によって骨盤の関節がゆるみ骨盤が開くように動きやすくなっていきます。
出産の時には恥骨間が2㎝ほど開きますが、出産時以外では骨盤の関節は柔軟性は無い。
出産の時でもそんなに大きく動かない骨盤が見た目で分かるほど治療で大きく動くことはありえません。
歯列矯正のように数年にわたって常に力をかけるような骨盤ベルトなど使用すればすこしずつですが矯正していくことはできるでしょうが現実的に無理だと思います。
骨盤の矯正をしてみよう!
「整体」でする「骨盤矯正」は体形を変えるようなものではなく体をバランスの整った健康な状態に整えることが目的なんです。
「骨盤」の腸骨と仙骨の関節が多少のズレでも痛みを発症することもありますし、骨盤の微妙な歪みが体全体を歪ませ健康に大きな影響を与えます。
骨盤を矯正して身体をバランスがとれた理想的な状態に維持することで健康を保ち凝りや痛みを治します。
もしも骨盤がズレていると思ったら「骨盤矯正」をしてみるのもいいと思います。
骨盤は身体の基礎です。
骨盤が傾けば脊椎が傾きます。
健康な体は正しい姿勢かた¥ら!「整体」の治療はすごく効果的な手助けになります。